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特集広島県動物愛護センターさんと、防災士でありペット災害危機管理士の上野先生に聞いてきました!

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広島県動物愛護センターさん

 

➀同行避難と同伴避難の違いは?

「同行避難」は,避難所まで一緒に避難してくることを言います。一方「同伴避難」とは,「同行避難」後に他の避難者がいるスペースや同一施設内で一緒に避難生活することを言います。
避難所での「同伴避難」は,常に飼い主の傍でペットと過ごすのではなく,飼い主(人)とペットの避難生活エリアは別です。

 

➁猫や中型犬,大型犬の避難の仕方は?

基本的に猫はキャリーケースに入れて避難するのが安全ですが,キャリーケースだけではエサや水を与える時に逸走してしまう可能性が高いので,首輪やハーネスをつけリードを持参することをお勧めします。しかし,避難時に急に首輪やハーネスを付けるのは難しいので,日頃から慣らしておくことが重要です。
中型犬や大型犬はキャリーで避難することは難しいので,徒歩での避難になります。また,避難所によっては係留スペース等の問題で受け入れが厳しいところも多くあるので,事前に避難所の状況を調べる必要があります。

③避難グッズの中身や活用法が知りたい!
災害時は人命が優先されます。ペットの救援物資が届くまでには時間がかかるので,最低限,水とエサを1週間分は準備しましょう。また,準備した後にエサの賞味期限切れ等の防止のため,半年に1回程度はチェックしてください。日頃から,余分に常備して使うローリングストックをするのがお勧めです。
あると便利なものとして,新聞紙があります。軽くてかさばらないので持ち運びやすく,ペットが粗相をしたときの片づけや,キャリーやケージの目隠しにしたり,寒いときの暖をとったり…。
ペットだけでなく人も使えるので準備しておくといいでしょう。

 

 

 

 

防災士でありペット災害危機管理士の上野先生

➁猫や中型犬,大型犬の避難の仕方は?

普段から抱かれる事になれている小型犬や、お出かけに慣れている子でないと避難行動自体にストレスを感じでしまうと思います。
早めの避難行動で逃げ遅れを防いで頂くこと。
猫なら普段からハーネスやリードに慣らす事も。これはお部屋の中でも可能かと思います。

中、大型犬は避難所内に入る事ができるか?事前に近くの避難所に確認し、場合によっては施設内の別の場所に動物だけでの待機になる事も理解しておかなければいけないかもしれません。または、ペットは車での待機、そのためにはやはりハウスが必要で、車の開け閉め時に逃げる事がない様に注意が必要です。

動物の身体が大きくなれば、持ち出し品も大きくなると思います。1週間は飼い主さんの持ち出し品でしのげるように、ペット用の持ち出し品の再確認をお願いしたいです。

 

③避難グッズの中身や活用法が知りたい!

春・夏と、秋・冬で中身の確認を。

その際、フードやおやつなどは入れ替えるとよいと思います。
ペットの情報に付け足す事がないか?リードや首輪のサイズは大丈夫か?もお忘れなく。
冬場と夏場で保温とひんやりのお洋服やグッツも変わると思います。

気候の良い今、ワンコとのお出かけ(デイキャンプみたいな)それに防災グッズを持って出かけてみて使ってみると、ウェットシートの使い心地や、持ち出しの器で抵抗なく食べられるか?また、環境の変化で普段だと食べられるフードの食いつきがらどうか?も分かるかも。
あれがあるといいな〜と感じるものは、実は災害時にもあると便利かもしれませんよね。
ローリングストック的に食べさせたフードやおやつはその後2〜3日は排泄や排便に変化がないか?もチェックをお忘れなく!!実はペットのお腹に合わないものだったりすると避難のストレスではなく、純粋に食べ物が原因で下痢してしまうかもしれません。

 

皆さん如何でしたか?

気付いた方も多いと思います。

「普段から!」

ここポイントですね。

普段の生活の中から取り組み、取り入れる事で人も動物達も命を守れると言う事です。

いつかやろう!ではなくて、今から、これから直ぐに実行、実践です!

災害は待ってくれません。

飼い主さんご自身を守れるのも、目の前の大切な命を守れるのも、ご自身です!

 

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