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教えてドクター 〜猫に多い病気〜

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今回は猫に焦点を当てて、気を付けるべき病気をいくつかご紹介します。

 

猫に多い病気といえばまず慢性腎臓病が挙げられます。

これは腎臓の機能が少しずつ低下してくる状態で、進行すると元気食欲の低下や嘔吐などの症状が現れ、最終的には尿毒症に陥ってしまいます。

 8歳を過ぎると約8%、15歳を過ぎると実に約30%が罹患していると言われています。 この病気は早期発見が重要ですが初期段階では気づきにくく、特徴的な多飲多尿症状は腎機能の約6割が失われてからようやく現れてきます。

 一見元気そうに見えても少しずつ進行している可能性もありますので、中高齢を過ぎたら積極的に健康診断を受けるようにしましょう。

 

 同じ泌尿器系の病気では膀胱炎も多く、約5頭に1頭の猫が膀胱炎を経験したことがあるようです。

主に頻尿や血尿が症状として現れてきます。膀胱炎は尿石や細菌感染が原因になることもありますが一番多いのが「特発性」というもので、これは検査をしてもはっきりとした原因が分かりません。

 また、膀胱炎になると炎症を起こした膀胱の粘膜が剥がれ落ちてくるのですがそれらが塊となって尿道に詰まってしまうことがあります。

 尿道はおしっこの出口ですので、ここが塞がると尿道閉塞という状態になり、そのまま放置すると尿毒素が全身に回って亡くなってしまいます。

こちらも早めの対策が重要ですので、おしっこの回数や色についてよく気にかけてあげてください。

 

 猫風邪(猫上部気道感染症)も気を付けるべき病気のひとつで、主にくしゃみや鼻水、目やにが見られるようになります。

 こじらせると肺炎を引き起こして重症化することもあり、特に抵抗力の弱い子猫では要注意です。

 この病気は主にヘルペスウイルスやカリシウイルスが関わってくる感染症なのですが、これらはワクチンで予防することができます。

 子猫を新しくお迎えするときは、ワクチンなど気を付けるべきことについてかかりつけの動物病院に相談するようにしましょう。

 

 他にも心筋症や甲状腺機能亢進症、腫瘍、歯肉炎、関節炎といった病気が多い傾向にあります。

 病気になってもなかなか症状が現れない猫も多いですが、日々体調を観察して、気になることがあれば早めの受診をお勧めします。

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