おはようございます、ペット専用フリーペーパーLazo(ラソ)です。
新型コロナウイルス感染症により色んな事が変わってきましたが、改めて人と動物とのこれからの暮らし方を問われている事の一つだとも言われています。
国内あちこちで火災が発生しています。
ある地域を取材されていた時、犬がいるから避難出来ない…
そう言う高齢者の方がいらっしゃいました。
犬がいるから避難するに変わって欲しい。
時間の猶予が少しでもある場合は一緒が難しくても、一時的な預け先を普段から相談する事をお願いしたいと思います。
命があれば、また一緒に生活する事は可能になります。
万が一、逃げ遅れてしまえばお互い再会は出来なくなってしまいます。
その為にも少しずつですが、自治体も変わって来ています。
今回の栃木県の火災においても、沢山の消防隊(県内外からも応援も入られているそうです)、消防団、警察や自治体の職員のみなさんも地上や空から人命、財産を守る為に昼夜問わず消火にあたって下さっています。
私達に出来る事はまずは避難です。
今月も東北、関東での地震、火災、そして毎年起る水害。
そして新型コロナウイルスと、これらは災害です。
いつ誰の身に起こっても不思議ではない事を、一人一人が自覚しなければ助かる命も助かりません。
「災害が起こった時?消防や警察が助けてくれるんだろ!
その為にいるんだろ!何の為に税金払ってんだ!助けるのが仕事だろ!」
これはある場所でのイベント時、ご説明している最中に実際に私が言われた一言です。
60才前後のこの男性は、大きな声で当たり前の様に主張されました。
新型コロナウイルスでも親が看護士であると分かれば、子供同士を一緒に遊ばせないで欲しいとか。
もういい加減こんな言葉を発する事をやめて欲しい…。
どれだけの思いをして日々努力を重ね、現場に立っているのか。
何故いい年をした大人がそんな言葉を発しているのか、恥ずかしいし、情けないと思わないのかと残念に思います。
私の友人知人、そして家族はこの現場にいます。
そして私はお仕事で獣医師の先生方ともお会いする機会も多い為、特に人と接触しない、消毒なども徹底する生活をしていますが、この様な発言が後を絶たない事が残念でなりません。
こんな事を言っても無駄と言われますが、言い続けなければ伝わりませんし変わりません。
仕事だからと言って、命を守る為に命が犠牲になってはいけないんです。
一人でも多くの人の命と動物達の命が守られます様に、願いを込めて。