今回この特集をさせて頂いたのには、近年増加の一途を辿る災害の多さと、最近耳にする「コロナ慣れ」この言葉と同じ様に「災害慣れ」と言う言葉に恐怖を感じている為です。
西日本豪雨災害から3年目の今年、コロナと言う災害と梅雨を迎えた今、私達一人一人が災害について考えなければ、助かる命が助からない危機感を持って欲しいと思い特集をさせて頂きます。
そしてこの特集については、広島市消防局航空隊と広島県防災航空隊の皆様、被災をされた方々、各センター、ボランティアの方々と昨年の夏からから少しずつ準備をさせて頂きました。
これは画面の中の話ではありません。
(新型コロナウイルスの感染拡大状況に配慮をさせて頂きながら、取材をさせて頂いております。)
きっかけとなったのは、防災について飼い主さん達とのコミュニケーションの中での言葉でした。
・ペットがいるから避難出来ない。
・救助がくるなら、避難をしない。
・危険な思いをしてまで、避難したくない。
その人達は何気なくそう言れたのかもしれませんが、その言葉に危機感をもったからです。
そして、そこには画面で見るヘリで吊り上げられる映像です。
この映像のインパクトは大きく、困ったらヘリ呼べば!位、簡単に考えている方がいらっしゃる事も現実です。
ペットを飼っている、この言葉の中には
・吠えるから、躾が出来てないから、ワクチンや登録が出来ていないだけでなく、頭数が多い、ただ可哀想、とにかく迷惑がかかるから、まだまだ他にも。
しかしその選択が正しいのか、一人一人の人に考えて頂きたいと思います。
今回の取材させて頂きました現場の方への質問などもさせて頂いています。
明日はその質問などを。
その後も取材を終えて…など続きます。