おはようございます、ペット専用フリーペーパーLazo(ラソ)です。
今日は以前から気になっていたので、書かせて頂きます。
近年、獣医学の発展は目覚ましく、専門的知識を持つ先生も沢山いらっしゃいます。
又、フードや動物達を取り巻く環境なども多様化し、人と同じ様に高齢化、生活の質の向上が進んでいます。
動物病院でも、15,16,17才という年齢のワンちゃんやネコちゃんに会う事も多くなりましたね。
健康なワンちゃんやネコちゃんばかりでははなく、治療中の子達も飼い主さんと一緒に頑張っています。
又、近年は病気やケガが原因で車椅子などを活用されているワンちゃん達を見掛けられる事があります。
みんなとってもいい笑顔をしている事に気が付きませんか?
中には飼い主の勝手で、無理に車椅子を使わされている、かわいそう💧などと言われる方もいらっしゃいます。
笑顔で走り回る事をもう一度させてあげたい、大好きなお外に連れて行ってあげたいなど、皆さん、その子その子の為に出来る事をと考え活用されています。
そこで、そんな状況を見たり出会われた時には少しだけお気遣い頂けると有り難いです。
飼い主さん達がよく言われるのが
・「以前飼っていたうちの子は○○才で亡くなってね。もう寿命だね。」
・「高齢だと手が掛かって大変じゃない?」
・「死んだらかわいそうだからうちは飼わない」
・「車椅子なんて、犬が乗りたいの?」
・「そんな姿、かわいそう」など。
飼い主さんも、ワンちゃんやネコちゃん達が聞いていますし、そんな風に言われ悲しい表情をする飼い主さんのお顔をちゃんと見ています。
「僕は(私)15才だから、もうすぐ死んじゃうの?」
「なんでそんなに悲しい顔をするの?大好きなお外で走れるよ!」
もしも、ご自身やご自身の家族の事を「うちの父も亡くなった年齢だからあなたもそろそろですよ」と、言われたら?
一日中、家の中でただただ寝ている毎日は楽しいですか?
車椅子で少しだけでもお外の空気や匂いを感じられる事、嗅覚や脳への刺激はとても良いそうです。
お外が大好きなワンちゃん達の為に飼い主さん、一生懸命何がいいかな?何してあげたら喜ぶかな?と考えています。
そんな時はどうしたらいいと思いますか?
・そっと見守る。
・普通に挨拶する。
「楽しそうだね、頑張ってね!」「いい顔してるね!」など、楽しくなる言葉を選んで頂けたらと思います。
この子達にもちゃんと聞こえているんです、見えているんです。
どうぞ、宜しくお願いします。